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第二次新型ゾイド開発競争

ゾイドメカ新世紀

ZAC2034年

 アイアンコングの誕生は、共和国帝国両軍に、強力な新型ゾイドの完成こそ勝利への近道であることを痛感させた。 また、多種多様なゾイドを組み合わせた部隊編成が、地形の複雑な中央大陸での戦いでは有利であることもわかった。

 

 戦火が広がると共に、開発競争はますます激しさを増した。 長い間、最強小型ゾイドの名をほしいままにした共和国軍のゴドスも、今ではイグアン、ハンマーロックの敵ではなかった。

 

 数か月前に開発されたばかりの帝国ゾイド、ヘルキャットでさえ、共和国の最新メカ、スネークスには苦戦を強いられた。戦いの激しさがさらに強力なゾイドを必要とし、新型のゾイドが戦いをさらに厳しく辛いものにしていくのだった。

▲共和国軍プテラス

水空両用ゾイドシンカーを倒すために開発された。マッハ2.2の高速で、シンカーが水中に逃げこむ前に撃墜する。

▲大型ゾイドグスタフ

傷ついたゾイドを回収して後方に運ぶために開発された輸送メカ。250トンもの荷物を運搬できる。

▲共和国軍カノントータス

ぶ厚い装甲と大口径の突撃砲。これ以上ないほどシンプルな装備だが、戦闘力はきわめて高い。マルダーが好敵手。

▲帝国軍イグアン(右)

対ゴドス戦用に開発した歩兵ゾイド。スピード、武装ともゴドスを上まわり、両軍の関係を大きく変えた。

▲帝国軍ハンマーロック(右)

アイアンコングの小型量産タイプ。コングに似て腕の力が非常に強い。格闘戦では両軍の小型ゾイド中、最強だろう。

▲帝国軍サイカーチス

低空を低速で飛行できる特性を生かし、対地支援戦闘機として、共和国小型地上ゾイドを空から攻撃する。

 共和国軍スネークスの待ちぶせ攻撃が、帝国軍のヘルキャットをとらえる。戦闘力では差のない両者だが、砂漠ではスネークスが一歩有利だ。

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