top of page

ORIGINAL

ZOIDS BATTLE STORY

Part5 ZAC2047年~ZAC2048年

 師団同士の大激突こそ少なくなったが、中央大陸はあらゆるところで小規模の戦いが繰り広げられていた。それは共和国ゾイド24による神出鬼没のゲリラ戦であった。中央山脈ではもちろん、ウラニスク工業地帯、ある時はゼネバスの首都にまで共和国軍のメガトプロス隊の精鋭が迫った。
 
 これはやがて来る大きな決戦の前触れに過ぎなかった。
 大統領と皇帝の野望が正面からぶつかるのはもう時間の問題だ。共和国にとっては、ヘリック大統領が首都へ帰る日が「勝利の日」である。その日に向かい、共和国軍の主力であるウルトラザウルス率いる混成戦闘師団には、最新ゾイドであるディバイソンが攻撃大隊に、そしてアロザウラーが戦闘大隊に配備され、来るべき決戦の日に備えていた。

■目次

出典:「小学館スペシャル11号 ゾイドバトルストーリー④」

bottom of page